風に夏

狂ってしまえばいいと思った
7月の風、吹き抜けて
その匂いはきみの匂い
懐かしかった
長野駅前の信号を渡ったその時
すれ違いざまに
確かにきみの匂いがしたんだ
振り返ったが
きみらしい後ろ姿はなかった
夏がいただけ
太陽光線降り注ぐ

ねえ、あたしは
狂っているのかもしれない
でも狂って、きみの風なんて
忘れてしまいたい
そんな気持ちがある
夏もすぐ消えるだろう
あたしも風のように
消えてしまいたい
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by nkgwkng | 2016-07-02 23:59 | とっ散らかった言葉
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