時間

見えないあなたは光。

プールサイドできらめく姿、

せつなくて、殺されそう。

反射した夏が私を浄化させる。

あなたに身を任せて生きていたい。

息を吸って、血を吐いて。


あなたらしいあなたに憧れて

あなたらしくしてみるけれど

あなたのようには詩が書けない。

やっぱり私らしさを隠せない。


いつかあなたが死ぬのは

私が死ぬ時で、その時まで一緒に

たどり着けたらいいと思うよ。


止められないあなたにため息交じりで

消えないことに絶句して

セックスばかりの毎日に

うんざりしたいものだよ。


年老いてゆくのは私ばかり。

もう水平に立てなくなった年の功。

年功序列では生きていけなくなった時代。

あなたの死体と寝たい。

寄り添ってうたた寝。


そこで見る夢はあなたが止まった世界。

やっぱりまぶしい光に包まれて

言葉なんて存在しない。


あなたは魚かな。

あなたは水かな。

あなたには何もないのかな。


何もなくて私には詩が書けない。

せいぜいつまらない小説を書くことばかり。

生きてあなたを見たい。

あなたみたいに生きたい。


流れる川のように、

だなんて美空ひばり。

光の中でまぶしくて

見えないあなたを抱き締めたい。


by nkgwkng | 2019-01-08 07:00 | とっ散らかった言葉
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